女上司

雑誌編集社に勤めるあやかと小田切は、毎日締め切りに追われ不規則な生活をしていた。そんなある日、部長に呼び出されて今回のネタが他社よりも劣っていると叱られてしまう。得ダネが書けるまで帰るなと命令された二人は、1週間先の納期まで泊まり込みで作業を続けていた。何とか記事を書き上げた二人だが、あやかの人一倍強い性欲が限界を超えていた。早朝の誰もいないオフィスで、理性を失ったあやかは小田切に襲い掛かり…。

私は疲れていた。仕事ができない部下・真木くんの存在に…。この日もそうだった、突然の雨に見舞われ、外回り中にずぶ濡れ。そこまでは許せる…、でも雨が降ると知っていた彼は、傘も持ってくる気遣いも無い！次の取引までにどこかで服を乾かさないと…。そんな時、真木くんが傍のビジホで服を乾かすことを提案してくれた。部屋に入ると煙草の残り香、猥雑な照明の光が私たちを包み込む。そう、ここはまさかのラブホテルで…。

真面目で一生懸命だが、不器用でミスばかりしてしまう部下の高橋。いつも部長に怒鳴られていて直属の上司・すみれは何かと気にかけていた。そして、今日はいつも以上に雷が落ち、高橋の落ち込み方といったら…。すると翌日、高橋から声をかけられると手には『退職願』。すみれにとって可愛い部下であり男性としての魅力も感じていた。『考え直してもらいたい』上司として、女として…そんな想いからすみれは高橋を飲みに誘い…。

化粧品会社に入社して2年、私は年上の武藤先輩と日帰り出張に来ていた。武藤先輩は、美人で仕事も出来て私の憧れの女上司だ。しかし、取引先との商談が上手くいかず急遽宿泊する事になってしまう。あいにくホテルはどこも満室で、なんとか見つけた空き部屋一つに武藤先輩と二人きりで泊まる事に。酒が進み女同士で話を咲かせていたその時、不意に武藤先輩の唇が触れた。痺れるような感覚に襲われた私は、抵抗する事が出来ず…。