単体作品

これは怪奇現象でもなんでもない。実際に起こったあまりにも恐ろしい出来事です――。ある日、僕とかんなは友人の悦子と夫・雄介から肝だめしに誘われました。深夜に車で地元にある有名な廃校へやってきました。「やだな～」と嫌な予感はしましたが、ビデオカメラを片手に校舎へ入ると…突然、大きな音が！！私はパニック状態となり、持っていたカメラを放り出し、かんなと雄介の二人を置き去りにして逃げてしまったのですが…。

●校時代の親友に誘われて軽い気持ちで始めた動画配信。子供の将来の夢ってくらい大人気の職業なのだが、それは本当に人気のチャンネルだけで僕らのチャンネルは全く人気が出なかった。そんなある日、親友は俺の親父が最近再婚したデカ乳の義母に目をつけた。親子の距離を縮める企画だと言って義母のデカ乳がブルンブルン揺れる姿を配信した。瞬く間に再生回数が伸びて、僕たちは更なる過激エロ動画を配信していくのだが…。

優しい主人、温かい家庭、幸せな日常がずっと続くと思っていました。隣に住む役者志望の青年・黒田君から、キスシーンの練習をさせてくれとお願いされたあの日までは…。唇は触れない、あくまでキスシーンの練習。それなのに私は、年下の彼に抱き寄せられて無意識にも異性への感情が芽生えてしまったのです。ひと時の感情だと言い訳して気持ちを抑えていたのに、彼の逞しい腕に強く抱きしめられた余韻が頭の中から離れなくて…。