デジモ

社会人になって早2年、僕は年上の一乃先輩と日帰り出張に来ていた。美人で仕事も出来て誰もが羨む理想の上司である先輩に恋心を抱いていた。既婚者である先輩への想いは叶うはずもないが、二人きりの出張はドキドキが止まらなかった。しかし、取引先との商談が上手くいかず急遽宿泊することになってしまう。大きな祭りの影響で宿泊先は見つからず、なんとか見つけた空き部屋一つに僕たちは二人きりで泊まる事になって…。

独立した夫の右腕として会社を支えるそら。会社も軌道に乗り始め、順風満帆なはずだった。ある日、取引先の部長・堀尾から会社に1件のクレームが届く。一大プロジェクトの納期にミスが発覚し、多大な損失を被ったと怒りが収まらないのだ。夫はその日、打ち合わせが入っていた為、そら一人で堀尾のオフィスへ向かう事になる。誠心誠意、お詫びをすれば許してくれる…そう考えていたが堀尾は身体で誠意を見せろと要求してきて…。

藍さんと僕は本当の姉弟じゃない。学生時代、親父が再婚した相手の連れ子が藍さんだった。その1年後、両親が亡くなってからは藍さんが僕の親代わりだった。二人きりで過ごす日々の中、僕は唯一の家族である藍さんに特別な恋心を抱くようになった。将来は藍さんを絶対幸せにすると誓った矢先、悪友の慎二が僕たち家族に近づいてきた。「お前の姉ちゃんなかなかエロくて美人だよな。」そう言って僕の家に入り浸るようになって…。